我が街の熱中人(その17)

    

 今回の熱中人
「苔と暮らして15年」
  
篠原 武彦 さん 
(光が丘3丁目 杉の子 在住)
平成26年7月に急逝されました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
苔の庭での篠原さん
苔の庭での篠原さん
 昭和43年にこの地に引っ越してきました。周りは防風林以外何もない地域でしたが、家も増え道路も整備されてきました。
 定年になって、庭に苔を育て手入れをやるようになりましたがもう15年になります。
雑草取りは丁寧にピンセットで
雑草取りは丁寧にピンセットで
 庭の苔の手入れ
 水やり:夏は毎日、ホースで、その他の季節は1週間に1回
      (冬は生きている苔と仮死状態の苔があります。)

 雑草取り:平均1日に1時間

 木の枝切り:苔に木漏れ日が当たるように工夫して枝を剪定しています。
        (強い光を直接当てない)

 道具:ピンセット、風呂の椅子(底に段ボール貼って)苔を潰さないようにし
    ています。
庭にびっしり苔
庭にびっしりきれいに苔
庭の右辺
庭の右辺
柔らかい苔で癒し
柔らかい苔で癒し
庭の周りに壺庭の周りに壺 壷で丸い苔を育てる
壺に丸い苔を育てる
苔を盆栽に
苔を盆栽に

 
 ・苔の収集 ・・・ 庭に生えた苔を集めて育たり、田舎のお寺に行った時に集めて持って帰り庭に植えています。
            
 ・苔に興味を持ったのは・・・
            きれいなのとお金がかからないのがよい。また眺めていると 癒されます。

 ・苔の効用 ・・・ @ 毎朝、苔の緑が晴れた日は朝日に映え、雨の日はしっとりと雨に濡れた緑になり癒されます。
            A 手入れ(雑草抜き)は左手で苔を押さえて右手で煙草が吸えず節煙になっています。

 ・苔の種類は・・・
            図鑑で苔の種類を調べると「タチゴケ」「コツボゴケ」が多く、栃木からもらってきました
            「小判形の苔」や「クラマゴケに似たものも混在しています。
            普通の家の庭に自然に発生する苔を育てています。但し「ゼニゴケ」の仲間は削除しています。