光が丘公民館 文化部主催
分別の達人養成講座
ごみ・資源の正しい分け方・出し方を知ろう 

 令和7年9月26日(金) 市麻溝台環境事務所の職員さんを講師にお迎えし、
ごみの処理のされ方や清掃工場の仕組みなど貴重なお話を色々と伺うことができました。  

   


今日の学び① ゴミを減らそう 
 相模原市民が1日あたりに出すごみは 452g(横浜市より多い)
 
 ゴミは燃やして灰になったあと、再び高温で熱しドロドロにして水で固め粉砕→スラグ
 
 スラグは最終処分場に埋め立てられたり、道路の舗装の材料に使われたりしている。
 
 埋立地はシゲンジャーパークと言われ、麻溝公園と峰山霊園の間あたりにあります。
55億円も投じられて建設されましたが、埋められる量にも限界があり、あと12年でいっぱいになる。
 
  市民1人があとレモン1個分(100g)ごみを減らすと…
        埋立地をあと4~6年長く使え、2~3億円を節約できる! 
 どうやれば減らせる?4つのRを実践しよう!
 
 
 今日の学び② 「まぜればゴミ、分ければ資源」
 一般ごみの中に30%資源ごみが混ざっている(貴重な資源が燃やされている現状)
【 資源の利用の仕方や出す時の注意
 容器包装・プラ 中間施設で選別作業
 ペットボトル キャップラベルプラ
本体はつぶしてペットボトルだけの袋に入れて捨てる 
 スチールとアルミ 中間処理施設で巨大磁石で選別 
 びん リターナブルびん…繰り返し使う  ビール・コーラ・牛乳瓶など 
ワンウエイびん…粉々にして再利用
 金物 建築の材料(H鋼)などに 
 布類 海外への輸出など
雨が降る日は出さないように!カビがはえて再利用できなくなる可能性が。 
 油  揚げかすなど取り除き、500㎖ペットボトルに入れて出す。
その際、ラベルははがして、ふたに「油」と書くと収集員さんが判別しやすい。
 紙類 資源にならない紙…圧着ハガキ・写真・レシートなど感熱紙・シュレッダーごみ・粘着テープ 
これらは一般ごみへ! 
 スプレー缶 穴は開けなくていいので、使い切ること
スプレー缶だけの袋に入れて捨てる。 
 ライター  ガスやオイルは抜く
 傘 そのままだと粗大ごみ 10本で400円
金具(資源)と布部分(一般ごみ)を分解すれば捨てられる。 
 
 【 集積場所に出す時の注意
 ・焼き鳥の串など、収集の時に危険なので、折り曲げて袋の真ん中に入れるなどの配慮を!
 ・包丁、割れ物、バラのとげなど、袋に入れず、新聞紙に包んでしばり、集積場所の横に置く。
 ・8:30までに出し、管理はみんなで行いましょう。


   
 

<取材を終えて> 
ごみに対する意識を高めることで、地球や自分たちのためになります。
1人でも多く、これらのことを知り、実現していければいいと思います。