我が街の熱中人（その23）

もの作り大好き人間 児山鉄男さん(80歳） 光が丘２丁目在住	児山鉄男さん
児山さん,波乱の人生・今は工作三昧でハッピー 　出身は福島県会津です。もの作りが好きで大工の親方についたのですが、銅鉱山の仕事をやらされ体を悪くし、仲間の職人と出稼ぎ目的で当地の隣の町田市成瀬にきました。昭和３０年ころです。 　ここでも苦労しました。お得意さん回りの薪割りの仕事が多く大変でした。縁あってある工務店に勤め、人柄・技術が認められ、工務店の経営にも参加することになりました。現在は第一線を退いた形ですが、工務店の現場を監督方々見回っています。 　今はわりとひまなので自分で気に入った建物模型や自治会（光が丘中央）から頼まれたイベント時の楽しい看板など何でも作っています。下に作品の極く一部を載せましたので、ご覧下さい。

合掌作り住宅の模型　（内部の構造がよく分かります）	製作途中の日本の城
上左は鹿苑寺金閣　　上右は慈照寺銀閣 下右は住宅の上棟式　左は完成した外観	公園が精密に製作されています。 （光が丘中央自治会４０周年記念誌の表紙）
何か楽しい看板です。	工房内は看板で一杯です。

取材者感想 　児山さんの作品には本心驚きました。作品群の幅の広さ、また精緻を極めた製作の仕方。それにしてもこれだけの作品を作る情熱のすごさを感じます。模型作品の殆どは多くの人が欲しがるのであげてしまって現物は残っていません。ただ「脱帽」です。