今後の大野南公民館のあるべき姿を描き、その達成に向けて今後歩んでゆく道しるべとして、地域住民との連携のもとに大野南地区のますますの発展を目指して、大野南公民館の基本理念を次のように定めます。
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大野南公民館は昭和25年の創立以来、さまざまな事業やサークル文化活動などを通じて地域の方々の交流に大きな役割を果たしてきています。学校や自治会、子ども会などの縦割りの関係を横につなぐことができるのは公民館であり、乳幼児や青少年、成人、高齢者世代など世代交流を促進できるのも公民館の大きな特徴です。
そして、今後一層拡大する核家族化、一人暮らし高齢者世帯、高齢者夫婦世帯の増加などが見込まれる中で、全ての人々がいつでも気軽に集うことができる交流拠点の役割が期待されています。
そこで、大野南公民館が、豊かな人間関係をつくるために、であい・ふれあいを通じた仲間づくりを促進し、地域住民の交流を進め、連携を深めることを第一の基本理念とします。
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公民館は、地域住民の学習活動に資するよう、多様な学習機会の提供に努めてきました。そのような中で、公民館は身近な地域や生活課題の解決に貢献してきており、同時に、自己研鑽・自己実現の場となってきました。
そして、今後も幅広く学習の機会を提供し、地域課題や生活課題等の解決をめざした学習活動を行い、結果として、地域の人材の育成、ひいては一人ひとりが主体となって活躍できる場としての役割が期待されています。
そこで、大野南公民館が中核となって、課題の解決のために、学びを支援し、地域住民相互で教えあい学びあうことによって、よりよい地域づくりに貢献することを第二の基本理念とします。
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個と個のつながりが薄れ、地域の情報が伝わりにくくなっている中で、大野南公民館は、くらしの知恵、家庭の味、子育て情報、地域の歴史や文化など、地域社会の一員として大切な生活上の事柄について学び伝承する場となってきました。
そして、日々の生活を心豊かに送るための基本となる、心と体の健康に対する人々の意識もますます高まっています。
そこで、大野南公民館が心豊かな生活作りのための情報収集発信の拠点となり、大切なくらしの文化を次世代に伝えるとともに、地域住民の心身の健康づくりを支援することによって、潤いのあるまちづくりに貢献することを第三の基本理念とします。
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