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今回の熱中人
「パッチワーク」「つるし雛」
丹羽 洋子さん(昭和16年生まれ)
(市内光が丘3丁目在住)
地域の仲間と「パッチワーク」「つるし雛」に取り組んで26年。熱中人(その16)で紹介の「模型蒸気機関車(ミニSL)づくり」の丹羽保明さんの奥様でもあります。夫婦揃っての熱中人です。 |
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針を使っての手作りが幼いころから好きでした。
母が子供たちの洋服、セーターなど手作りしていましたので、それを見ながら育ったせいか私も小学生の頃から、針を使うことが好きで、マフラー、お手玉、着せ替え人形など自分で作っていました。高校ではバレーボールの部活をしながら、本格的に洋裁も習い始めました。働くようになってからは、通勤着も手作りで、友人たちからは羨ましがられたものです。結婚後は子供たちの洋服はほとんど手作りで、娘の発表会のドレス、ウエディングトレスも手作りでした。子供たちも成長し、洋裁からも遠ざかり、しばらく趣味でパッチワークをしていましたが、自治会から自治会事業として「パッチワーク講座」を開くことになり講師を依頼されたのが26年ほど前のことです。それから勉強に熱が入りました。その後、「杉の子パッチワーク同好会」がスタートし、その活動は仲間9名で現在も続いております。今は「つるし雛」「つるし飾り」などを作っております。
下の写真は私の制作したパッチワーク |
同好会のみなさん(作品を手に)
後列 遠藤さん、神部さん、谷田部さん、白井さん
前列 稲川さん、私、秋山さん、森さん (1名外国旅行中) |
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「つるし雛」「つるし飾り」とは・・・ |
伊豆稲取のつるし雛 |
「つるし雛」「つるし飾り」は、日本各地に残る伝承文化ですが、静岡県の伊豆稲取や福岡県の柳川などに伝わるものが有名です。女の子の無病息災、良縁を願って、雛まつりのときひな壇の脇に、着物を解いた布で、鳩、蝶、犬、羽子板など様々な縁起物を作り、竹などで作った輪につるして飾るものです。「つるし飾り」は、雛まつりに限らず、5月は兜、7月は七夕飾り、8月は朝顔、風鈴などと、月毎に、或いは季節毎に季節感ある風情のあるものをつるして飾ります。 |
つるし飾り |
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「つるし雛」「つるし飾り」つくりのきっかけは・・・ |
パッチワークにもそろそろマンネリ感が出てきた頃でしたが、テレビでひな壇のまわりに「つるし雛」が飾ってあるのを見て、その華やかさ、美しさに魅せられてしまいました。更に10年ほど前、伊豆稲取で「つるし雛」の実物を見て、テレビで見たものよりはるかにすばらしく、自分で作ってみようと決心しました。最初は全てが手探りで、参考になる本や資料を集めながらの制作でした。4年ほど経った頃「同好会」の皆さんに「つるし雛」の制作を提案したところ、大変乗り気で同好会でも「つるし雛」に挑戦することになりました。毎週1回、集まって情報交換しながら作っていますが、作れば作るほど、日本文化の美しさ、優しさ、奥深さに魅了され、会員のみなさんと共にのめり込んでいます。
「同好会」では、毎年ハイム集会所(自治会館)で開かれる杉の子自治会の文化展に、一年間の成果である作品を出展しています。 また、平成21年3月には「同好会」の25周年記念行事として「ひなまつり発表会」を開催しましたが、大変好評で多くの地域の方々が会場に足を運んでくれました。 |
以下は私の作品の紹介です。
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12ヶ月毎の季節感あるつるし飾り
光が丘公民館文化展出展作品 |
つるし雛(5月飾り) |
お雛様とつるし雛 |
以下は、25周年記念ひなまつり発表会の紹介です。
集会所玄関の案内 |
同好会のみなさんとお揃いで |
ひなまつりの会場風景 |
ひなまつり出展会員作品その1 |
ひなまつり出展会員作品その2 |
自治会文化展出展自作作品 |
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