4月
児童書 |
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100ねんごもまたあした
瀬尾 まいこ/作 くりはらたかし/絵 岩崎書店
図工の授業で100年後の世界を描くことになった。タイムマシン、空をとべるクツ…みんなで思い思いの未来を描いていると、とつぜん知らない子がこんな事をいったんだ。「未来をなんだと思ってるんだよ」。じゃあ、100年後の未来はどうなっているんだろう…?
2019年 本屋大賞「そして、バトンは渡された」の著者が手掛けた初の絵本。100年後驚くような変化はなくても私たちを楽しませてくれるものは、あちこちにあるのだろうと思います。それは遠い未来だけでなく明日や明後日でも同じなのかもしれません。明日も100年後もいいことがありますように。
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先祖探偵 新川 帆立/ 著
角川春樹事務所
谷中銀座の路地裏で、先祖調査専門の探偵事務所をひらいている風子は、親を知らず天涯孤独の身。様々な先祖の調査依頼を受けマイペースに調査をしている風子は、いつか自分の母を探したいと思いながら…。 先祖を知りたいと思う依頼者のきっかけが様々。普段感じていなくても、どこかで先祖とのつながりを確信したい気持ちを人は持っているのかもしれません。調査で訪れる日本各地のおいしい料理を楽しみながら、調査を粛々とすすめる風子に同行するような気分で読めると思います。
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