


相模湖地区は、江戸時代から甲州街道の宿場町として栄えた地域であり、現在、小原地区には「小原宿本陣」が神奈川県重要文化財として指定されている。又、相模川を堰きとめ、日本最初の近代多目的ダムとして昭和22年に完成した人造湖「相模湖」は、神奈川県民の重要な水源地となっている。
当公民館では体育委員会が中心となって健康づくり普及員等の協力をいただき、健康ウォーキングセミナーを年6回開催している。自然豊かな相模湖地区に約1万歩のウォーキングコースを設定し、委員が作成した自然ミニ情報紙により野草や昆虫等について学ぶとともに地域に残る歴史や文化をも学びながら、楽しいウォーキングを実施している。
昨年からは市民健康まつり「ふれあいウォーキング」を相模湖自治会連合会(与瀬・小原地区自治会連合、千木良地区自治会連合会、内郷自治会連合会)との共催により実施した。自治会連合会等の連携協力により相模湖地域全体の方々により一層の周知が図れ、130名を超える参加者があった。
与瀬・小原地区から参加された方は相模湖総合事務所を出発し、千木良地区から参加された方は千木良公民館を出発し、内郷地区から参加された方はさがみ湖リフレッシュセンターを出発し、それぞれのコースで約1時間30分のウォーキングでさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト野外ステージに到着した。
野外ステージでは健康体操をはじめ、健康啓発として体力測定コーナーが設けられ、スポーツ推進員及び健康づくり普及員が握力、長座体前屈及び開眼片足立ちを行い、体験コーナーでは相模湖保健福祉課保健師の指導のもと血管年齢、肌年齢、足指力、アルコールパッチ及び咀嚼力の測定を行なった。参加した人は自分の測定結果を参考に健康に対する意識を高めたと話していた。
今後も、より一層、自治会連合会及び関係団体等との連携を図り、市民の交流と親睦、健康づくりの輪が広がることを目指していきたい。
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